美浜の自然見て歩記〜海辺観察〜その17・18

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美浜町の三河湾側には河和口に代表される砂浜が発達し、
時期にはアサリを目当てに潮干狩りで賑わいます。
また、伊勢湾側には冨具崎に代表される磯が発達し、
干潮時には潮だまりの生き物たちが楽しませてくれます。
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その17  春の浜辺のそっくりさんたち<フクロノリとマンジュウボヤ>
 風の強い春の浜を歩いていると、何だか美味しそうなものがよく打ち上げられています。

 左上のものはフクロノリ。指先でつまんでみるとグニュグニュしていて、触感といい見た目までも、まるでお菓子のグミそのものです。
 でもこのグミのそっくりさん、広い意味ではワカメやコンブなどと同じグループの褐藻に属していますが、これを食べたって話を聞きいたことありませんから、きっと美味しくないのでしょう。その姿にだまされちゃダメですね。

 左下の写真はマンジュウボヤ。小さなホヤの群体の状態です。これは焼きタラコのそっくりさんですね。上の面の焦げたような黒い色が、そっくりさん度をUPしています。


 左も同じくマンジュウボヤ。これはさしずめ、うめぼしのそっくりさんというところでしょうか。この春は、よくマンジュウボヤを見かけました。

                           (2006.3.27)
その18  セントレアでは船も飛びます<春の海の霞>

 春休みに家族でセントレアまで出かけました。
 滑走路に目をやると、離発着する飛行機の向こうに、船が浮かんでいます。
 春の海の霞のせいで、水平線が見えないため、船も空を飛んでいるような、不思議な光景でした。

                   (2006.4.4)