美浜の自然見て歩記〜ご近所観察〜 その1718

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美浜の布土にある自宅周辺で見つけた自然を紹介します。
いろんなものが、まだまだ残っています。

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その17  里に漂う甘〜い香り<フジ・ノイバラ・スイカズラ>

 

 左:フジ

 中央:ノイバラ

 左下:スイカズラ

 ゴールデンウイークになってから、天候がいまいちですが、どんよりと湿度が高いせいか、木々の花々の香りが里に漂っています。
 良い香りがする方に歩んでいくと、それらの香りの発生源の花を見ることが出来ます。
 フジの花は、2週間ほど前から良い香りを漂わせていましたが、このところ薮に咲く白いノイバラの花も目立つようになりました。
 またこれら2種の花に負けじと、スイカズラも甘〜い香りをあたり一面に漂わせています。
 これらの花々の香りの競演は、もう少し続きそうです。
                               (2004.5.4)
その18  ♪み〜かん〜の、は〜なが〜♪<美浜のミカン畑のミカン>
 あちこちのミカン畑で、花が咲き始めました。先日、半田運河での自然観察会で聞いたことの一つ”白い花には、香りのするものが多い”のルールにしたがって、ミカンの花も周囲に甘い香りを放っています。
 その甘い香りに誘われて、アゲハチョウの仲間やミツバチ、甲虫の仲間もたくさん集まってきていました。
 チョウやハチは咲いた花から蜜を吸っていますが、力強い甲虫のなかにはつぼみをこじ開けているものもいました。
 この時、一匹のハナムグリがまさに”頭隠して尻隠さず”の状態で、蜜を味わっている真っ最中でした。

(2004.5.8)
  上:ミカン花盛り

  左:ミカンの花

  中央:ハナムグリ