美浜の自然見て歩記〜ご近所観察〜 その1516

BACK INDEX NEXT

美浜の布土にある自宅周辺で見つけた自然を紹介します。
いろんなものが、まだまだ残っています。

海辺観察へ  里山観察へ
その15  鳥たちのいそがしい春<ツバメとヒバリ>

 

 左2枚:ツバメ

 左下:ヒバリ

 春になって、最近鳥たちが活発です。
 山からはウグイスの声がしてきますし、里でもさまざまな鳥たちが、あわただしく動いています。
 今までカラカラになっていた田にも水がひかれ、巣作りのために土を運ぶツバメたちの姿も見られます。
 また先日、田の中の道を歩いていたヒバリと出会いました。一ヶ月以上前から、暖かい日には、けたたましい声で高く舞い上がる姿が見られていましたが、目の前を歩いているのは初めてでした。近づくと少し先に行っては立ち止まり、こちらの動きをうかがっていました。
                               (2004.4.10)
その16  美浜のナンジャモンジャ<ヒトツバタゴ>
 美浜の安養寺にヒトツバタゴの木があります。ナンジャモンジャという変わった呼称を持つモクセイ科の落葉樹で、5月ごろ、真っ白な4片に細長く切れ込んだ花をつけます。
 極端な隔離分布をする植物として有名で、日本では岐阜県の東濃地方と愛知県、長野県の一部、そして九州と対馬のごく限られた場所にしか自生しない、希少な植物です。(愛知県では犬山の自生地が有名ですね。)
 この安養寺の株は植えられたものだそうですが、独特の形をした白い花をいっぱいつけた姿を見ることが出来ました。
                               (2004.5.1)