美浜の自然見て歩記〜海辺観察〜 その1〜4

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美浜町の三河湾側には河和口に代表される砂浜が発達し、
時期にはアサリを目当てに潮干狩りで賑わいます。
また、伊勢湾側には冨具崎に代表される磯が発達し、
干潮時には潮だまりの生き物たちが楽しませてくれます。
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その1  上村の浜は今日も変わりなく。
浜辺の貝殻鵜の群れ

 これが私の好きな上村(布土)の浜。

 ふだん、あまり変わった生き物はいません。見えている貝殻はアサリとバカガイがほとんどです。
 でも、鵜が羽を休めていたり、ユリカモメがエサをついばんでいたりしている姿を、ぼーっと見ているのも良いものです。

 こんな、何の変哲もない浜でも台風の後はいろいろなものを見つけることがあります。
 昨年は、ここできれいなウリクラゲも見ましたし、木ぎれにくっついたエボシガイも見ました。

(2003.7.5)

その2  やっぱり楽しい磯遊び。イソギンチャク踏んじゃうよ〜。
富具崎

 冨具崎で知多自然観察会の観察会がありました。

 今までに何度も貝殻を拾いに行っていますが、潮だまりの観察は1年ぶりでした。
 名古屋のほうからも、観察会に参加しに来た人たちも大勢いてにぎわっていました。
(2003.7.13)

ミドリイソギンチャク ムラサキイガイ
 
タイドプールのようす
左:ミドリイソギンチャク
右:ムラサキイガイ
今年は、このムラサキイガイの増殖が目立ちました。
その3  河和口の浜にギマ・ハリセンボン漂着
ギマ ハリセンボン

 時期的なものなのか、
最近ギマがよく打ち上がっています。ハリセンボンも漂着していました。

(2003.7.21)

その4  可憐な姿には毒がある・・・らしい。<アオウミウシ>
観察会のようす この日は、愛知県高文連の自然科学部の磯の観察が行われました。

 場所は、荒磯松と言って豊浜付近の磯(ジャンボエビフライで有名な”まるは”の新館ですから、うめの湯がある方の前)ですから、美浜よりも南の南知多町ですが、おもしろいものをいろいろと見てきたので載せちゃいます。

 ウミウシがたくさんいまいた。ウミウシというのは、みんなアメフラシぐらいの巨大なものだと思いこんでおりましたので、図鑑でしか見たことのなかった、アオウミウシを見つけてビックリ!3cmぐらいしかないんですね〜。(たしかに、図鑑には3cmと書いてあることにこの時気づきました。はずかしい〜。)
 また、タテジマイソギンチャクもびっしり岩にくっついていて、さながら花盛りといったようすでした。
(2003.7.28)
アオウミウシ コモンウミウシ
 左上:
 タテジマイソギンチャク      
 左:アオウミウシ
 右:コモンウミウシ