美浜の自然見て歩記〜海辺観察〜その25

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美浜町の三河湾側には河和口に代表される砂浜が発達し、
時期にはアサリを目当てに潮干狩りで賑わいます。
また、伊勢湾側には冨具崎に代表される磯が発達し、
干潮時には潮だまりの生き物たちが楽しませてくれます。
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その25  へんないきもの<メリベウミウシなど>

 今年「うみうしくらぶ」という会に入会しました。(これは(財)水産無脊椎動物研究所が主催するものです。)この夏、その会が高知大学の臨海実習所で催した「磯の勉強会」に参加し、ウミウシ好きのみなさんに圧倒されてきました。

 そんなこともあり、今まで以上に興味・関心が高まっていたのですが、友人家族達と荒磯松で磯遊びをしたところ、友人があの名著「へんないきもの」で紹介されているメリベウミウシを発見!大口を開けて這う姿は何ともユーモラスでした。

大口を開けて這う姿を見たい人はこちらから。
(Quick Time 3,290KB)


 また、メリベウミウシを自宅に持ち帰り写真撮影をしていたところ、時間が経つと体から伸びるヒダヒダを自切しだしたのです。水質の悪化が原因でしょうか?

 後日同所で、観察会のメンバーともウミウシ探しをし、大いに盛り上がりました。
(2008.8.31)

上:メリベウミウシ(左側が口)
中:ヒカリウミウシ(名前どおり発光するらしい)
下:シミツキウミウシ(浅所の岩礁域で通年観察される)