美浜の自然見て歩記〜里山観察〜その12・13

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美浜町の内陸部は、田園とそれを取り囲んで、
雑木林を中心とした里山が広がっています。
国の天然記念物に指定された、鵜の池や鵜の山も有名です。

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その12 焦茶色のフサフサ<カワウのヒナ>
 昨日岐阜のNPO、未来創造プロジェクトのお手伝いで、美浜のオレンジラインを歩きました。

 途中の菅刈池の南側では、カワウの巣が上から見ることができ、まだフサフサの毛に覆われたヒナの姿を見ることができました。

(2005.3.27)
その13 やっと登場!カラフルな奴<ハンミョウ>
(2005.5.5)
 子供の頃、昆虫図鑑のハンミョウを見て「こんなきれいな虫がいるんだ〜。でも肉食って書いてあるから、噛みつかれると痛いかな?」などと思っていました。自分が生まれ育った名古屋では見る機会がなかったのです。

 そんなハンミョウと初めて出会ったのは、私が大学3年生の夏でした。大学の臨海実習で尾道の施設を訪れた時、私の足もとの地面から1匹の虫が飛び立ち、2mほど前に降り立ちました。私が近づくとまた飛び立って少し前に降りる。といった感じで私の先に先に進んでいきます。「あぁ。なるほど道教えと呼ばれるハンミョウだ!やった〜。初めて見た!」と感動しておりました。
 ところが、私の傍らにいた妻(当時はまだ彼女だった)に「何感動しとるの?こんなの家のまわりにいっぱいいるのに。」と言われた覚えがあります。

 その後、縁あって妻の故郷に根を下ろした私ですが、昨年の秋に1匹のハンミョウを初確認。ようやく今回写真に収めることができたのでした。