美浜の自然見て歩記〜ご近所観察〜 その30〜32

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美浜の布土にある自宅周辺で見つけた自然を紹介します。
いろんなものが、まだまだ残っています。

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その30  たんたん狸の<タヌキマメ>
この花はタヌキマメ。
布土の農地で見つけました。
横顔が狸そっくりでしょ!
午後咲いて夕方にはしぼむ、
短い命の花です。

 左:タヌキマメの花
 右:タヌキマメの実

(2005.9.25)
その31  白い太陽<黄砂のいたずら>
 今年の春は記録的な量の黄砂が日本に届いたそうですが、確かに空を見るとぼんやりかすんでいることが多かったですね。

 海辺で沖を見ると、海の上に黄色い大気の層が見られたこともありました。

 左の写真はある日の夕暮れ。
 娘が外から帰ってきて「空に何か変な白いものが浮かんでる。何か、まん丸なんだけど…。」と思わせぶりなことを言います。
 未確認飛行物体?を確認しようと庭に出てみると、そこには真っ白な太陽が浮かんでいました。

(2006.4.8)
その32  よく見れば…サイ<ナミテントウ>
 観察会仲間と聚楽園(しあわせ村)でクモの研修中に、せっせとアブラムシを食べているテントウムシ(ナミテントウ)を見つけました。

 この種類のテントウムシは、同じ種類でも色や星の数がさまざまなものがあることが知られています。この個体は黒地に赤星が二つですね。

 この星の部分、何かに見えませんか?
←画像をポイントしてみて下さい。

 私は最初、「あぁ、ゴリラがいる!」と思って写真を撮っていましたが、よーく見ると角のようなものが見えます。結局“サイ”ということに落ちつきました。

上:成虫
下:サナギ
 ちなみに、サナギは時間の経過とともに黒い部分が多くなっていって、ほとんど真っ黒になった頃、羽化(成虫が出てくること)が起こるそうです。

(2006.4.30)