美浜の自然見て歩記〜ご近所観察〜その5〜9

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美浜の布土にある自宅周辺で見つけた自然を紹介します。
いろんなものが、まだまだ残っています。

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その5  夏のかくれんぼ・・・擬態。見つかるかな〜?
ニイニイゼミ

幹に同化しています。

シュリョウバッタ

稲の葉にそっくり。


←左の写真の中に、昆虫が隠れています。
 写真をポイントすると、何がいるかがわかります。

 (2003.8.1)

その6  夜は草だって眠るんです。Z…Z…Z…<クサネム>
クサネム

 オモダカの生えていた田んぼに、こんなものも生えています。これはクサネムというマメ科の植物。少し前に黄色い花が咲いていて、今はもう実をつけています。

 葉の形を見るとオジギソウを連想させますが、いくら触っても葉を閉じることはありません。
 ただ・・・やはりマメ科の植物。ネムノキのように、夜は葉をたたんで、朝が来るまでぐっすりお休みです。(これを就眠運動と言います。)

←左の写真をポイントすると、葉を閉じた夜の姿が見られます。(葉が細いムチ状になっています。)

 (2003.8.18)

その7  今夏最大の天体ショー<火星最接近>
 今日が、火星の最接近の日です。何とか天候にも恵まれ、南東の空にひときわ大きくなった火星が、輝いています。
 肉眼で見ても、「少し赤っぽい光だなぁ。」というぐらいはわかりますが、やっぱり点にしか見えません。
 美浜の自宅のデッキから、三脚を据えてデジカメで撮って拡大してみました。そうしたら、なんだかしま模様が見えるような、見えないような・・・。
 富貴のあたりにグラウンドができてから、星が見づらくなったとはいっても、まだまだ都会よりはよく見えます。

(2003.8.27)
その8  バケツにフジツボとエビが出現!!
フジツボ エビ この夏は、娘の自由研究”海の水で塩づくり”のため、1ヶ月間、浜でくんだ海水をバケツに入れておきました。
 そうしたら何と、バケツにはフジツボが付き、1cmぐらいに育ったエビが…。
 くんだときは、見えないほどのプランクトンだったんでしょうね。
(2003.8.31)
その9  栗(ウニ?)つくりました。<チカラシバ>
秋を感じる季節になって、チカラシバが実をつけています。
 穂の下の方から、指でつまんでこそぐようにすると、ご覧のような栗(ウニ?)のできあがり。
 後は「なに?なに?」と寄ってきた、近くの人の服に投げつけるだけです。実は、しっかり服にくっつきます。
(2003.9.23)